過払い金の返金に成功した方の体験談
実際に中央事務所に依頼し、過払い金の請求に成功された方の体験談をまとめてみました。
法律の専門家ではないお勤めの方や、主婦の方が、ポイントやコツを踏まえて返金を進めています。
過払い金の返金を検討される方・過払い金が本当にあるのかご自身でも確認してみたい方はぜひ参考になさってください。
<体験談>無料診断をきっかけに返金を進めた70代女性
私は、20年前、息子の結婚式のためにセゾンカードでキャッシングをしました。
結婚式は無事に成功しましたが、翌日から「借金を返さなきゃいけない」というプレッシャーが重くのしかかってきました。
借入残高が200万円を超えることもありましたが、18年掛けなんとか借金を全額返済しました。
完済後、ある日、夫から過払い金の無料診断を勧められました。
正直最初は過払い金の理屈もわからなかったので「ただお金が返ってくる」なんて、そんなうまい話があるのかと疑っていました。
しかし、中央新宿事務所さんに相談した際、担当の方が本当に優しく、また、丁寧に対応していただけたので、納得して手続きの依頼をしました。
後日、100万円を超える現金が戻ってくるという報告があり、大変驚きました。
まだ電話していない人は、うまい話すぎて、疑いたい気持ちもわかりますが、電話だけはしたほうがいいかもしれません。
どうせ電話代はタダですし。
私は返ってきたお金で、過払い金の無料診断を勧めてくれた夫との温泉旅行を計画中です。
<体験談>電話相談で、消滅時効を免れた30代男性
私は23歳の頃、お恥ずかしい話、パチンコにのめり込んでいまして、その軍資金ほしさに消費者金融でキャッシングしました。
3万円だった借金は、その後、みるみると増えていき、アコム、アイフル、レイク、エポスと複数社にお世話になっていました。
毎月の返済が10万円だった頃もあり、元金が減らないことへの苛立ちと、誰にも相談できない日々が続きました。
それでも、28歳の時になんとか全ての借金を返し終えることができました。
ある日、ラジオCMで過払い金には10年の返金期限があることを知り、急いで過払い金の無料診断ダイヤルに電話をしました。
そしたら、後日、なんと100万円を超えるお金が自分の通帳に振り込まれたのです。
あと半年遅かったら、返金期限に間に合わず消滅していた過払い金もあったようなので、あの時、電話しておいて本当に良かったです。
このお金は、大切に貯金しておきます。
<体験談>返ってきた過払い金で借金を返済できた40代男性
キャッシングを始めたのは、22歳のときです。
当時はまだ給料が安く、また、元妻と結婚もしたばかりで、どうしてもお金が必要でした。
「気が付くと、借金は総額150万円になっていて、返済が少しでも遅れると、仕事中でも催促の電話がかかってくる」そんな日々でした。
ある日、「借金が減る」というラジオCMを聞き、過払い金の無料診断ダイヤルに電話をしました。
ブラックリストに影響が出ないように、上手に手続きしてもらい、結果、借金が無くなった上に、100万円を超える現金が口座に振り込まれました。
過払い金なんて面倒臭そうで、2年ぐらい電話するのをためらっていました。
それが、実際の手続きは、相談を1回し、後は報告の電話を待つだけの簡単なもので、変な勘違いをしていました。
アイフルの過払い金は、時効で消滅してしまっていて、こんなに簡単なら、もっと早く電話しておけばよかったです。
本当にもったいないことをしました。
もう借金は、こりごりです。
返ってきたお金で、車のローンも返し終え、これからは身軽な生活を送ります。
過払い金の返金に成功したのには理由がある
これらのご紹介した体験談には、返金成功の理由がいくつかあります。
- 適切な相談先を見つけられたこと
- 時効に気を付けて、早めに動くことができたこと
- 過払い金の専門家に相談してみると、親切で説明も難しくなかったこと
これらが体験談では共通しているとみられます。
そこで、成功の理由をそれぞれ説明します。
一人で進めるのではなく、相談先を見つけましょう
体験談では、皆さん過払い金の無料診断、あるいは無料相談から専門家に連絡をし、説明を受けた後、依頼して手続きを進めています。
このことが、まず返金の成功のコツです。
専門家なら、過払い金が発生しているかどうか、いくら発生しているかがわかる
ご紹介した体験談では、過払い金が発生しているか、また、それがいくらかわからなかった方も返金に成功しています。
過払い金は、お借入先・お借り入れの期間により、過払い金の発生があったかどうか、そして過払い金の額が決まります。過払い金は、一定の時期以前に生じていた、グレーゾーン金利が適用されていた取引に発生するものだからです。
グレーゾーン金利とは、法律(利息制限法)の定めを超える利息のことを言います。
法律の定める利息は次のとおりです。
- 利息制限法・・・利息の上限は、年15〜20%
- 出資法 ・・・利息の上限は、年29.2%
この2つの上限の間で、2010年6月18日の利息制限法の改正まで、適法なのか、違法なのかはっきりしなかった利息を「グレーゾーン金利」といいます。
グレーゾーン金利が適用されたお借り入れに対して、利息制限法の上限を超えて返済をした場合、お金が過払い金として返してもらえる可能性があります。
ただし、それまでに利息を低く変更している貸金業者がありますので、お借入先により、実際に過払い金が発生していた期間は異なります。
専門家は、どの会社のどんな取引に関して過払い金が発生していたのか、理解していますので、過払い金が発生しているかどうかについて正しく判断できます。
ところで、過去のご利用記録は、過払い金を正確に計算するうえで、必要不可欠なものです。
過払い金の額が正確に計算されて提示されないと、貸金業者は返金に応じないので、過払い金を計算するための「引き直し計算」と呼ばれる計算を正確に行うことは重要なこととされています。
しかし、過去のご利用の記録をそろえることは、お借り入れをしていたご自身が記録をなくしてしまう、記録のありかを覚えていなくて探せないなどの問題が生じがちです。
さらに、引き直し計算も、ご自身で行う場合は難易度が高いので正確に行えないことがあります。
専門家は、貸金業者からお客さまのご利用記録を取り寄せて、引き直し計算という過払い金の計算を正確に行い、過払い金の額を算出することができます。
一人で手続きを進めるとデメリットがある
過払い金の返金の方法は、2通りあり、一つが貸金業者との交渉により、和解契約を結んで返金させる方法です。
もう一つが、訴訟の提起で行う方法です。
過払い金の返金は、専門家に依頼することも一人で進めることもできます。
しかし、一人で進めることにはデメリットがあります。
どちらの方法も、準備は手間と時間がかかり、場合によって難易度が高い場合もあります。
特にさきほどご紹介したお客さまのご利用記録の確認・引き直し計算などは、専門家でないと時間がかかりがちですし、一人で進めると正確性に問題が出る場合もあります。
また、準備ができても、交渉や裁判所に行って手続きすることが、慣れていないと難しい面があります。経験値でお借入先に対抗できない・慣れない裁判所の手続きでわからないことが生じることもあります。
これらの問題のために、返金の結果にもマイナスの影響があることも考えられます。
専門家に相談すると?
専門家に依頼することができると、一人で手続きを行う際のデメリットが解消できます。
まず、時間や手間がかかる準備は専門家が代行します。
仕事で忙しい方も専門家に依頼すると、時間的・精神的な余裕が生まれ、過払い金の問題が解決しやすくなります。
事務所ごと・案件ごとに手続きの期間は異なりますが、おおむねの目安として、例えば和解なら6か月以内、訴訟なら控訴がなければ1年以内など、どれくらいの期間で完了できるのか見通しも立ちやすいのです。
専門家が行う場合は、引き直し計算も正確なうえ、交渉では貸金業者と対等かそれ以上の立場に立つことができますし、裁判所での手続きも慣れています。
その結果、返金の額も、専門家ならご自身が一人で返金を請求する場合よりも有利になる可能性が高いのです。
時効に留意し、早めに着手しましょう
過払い金は、一定の期間が経過すると、「消滅時効」といって返金の請求をする権利が消えてしまいます。
もう少し詳しく説明すると、消滅時効とは次のようなことです。
債権の消滅時効とは・過払い金が消える?
過払い金は、民法162条2号によって最終取引日から10年を経過すると時効が完成し、請求ができなくなってしまいます。このことを「消滅時効」と呼んでいます。
このことから、過払い金の返金の申請は、なるべく早く動くことが返金を成功させるポイントの一つになります。
体験談の中でも、あと半年遅かったら、返金がされなかったかもしれない、としている体験談がありますが、ご自身が可能な限り早く相談・着手ができたことが成功の理由と考えられます。
ところで、最終取引日とは、借金を最後に返済した日のことを一般的には指すものです。
しかし、同じお借入先と複数の取引をしていた場合には、最終取引日はいつになるのかが問題です。
新しい取引と、古い取引があり、それらが1個の「一連の取引」とみなされる場合には、新しい取引の最終返済日から期間を数えて、消滅時効が完成するかどうかを判断します。
- 一連の取引とみなせるかどうかは、裁判所は以下のような条件を総合的に判断しています。
- 別個の契約に見えても、契約番号が同じである
- 常にお借り入れの残高がある、またはお借り入れのない期間が短い
- 貸主と借主が接触したことがある
- 別個の契約でも、契約内容が変わらない
その結果、古い過払い金について、まだ10年の消滅時効が完成していないとして請求できる場合があると考えられます。
消滅時効は、専門家に早めに確認を
「一連の取引」について、裁判所の判断がどうなるかは、専門家であればおおむねの予測をつけることができます。
また、消滅時効を止めるための対策も、専門家に相談して講じておくことが可能です。
自身だけで考えてあきらめてしまうのではなく、時効が気にかかる場合は、早めに専門家にアドバイスをもらいましょう。
消滅時効が完成しているかの確認とともに、講じておくべき対策についても正確に理解しておくようにしましょう。
過払い金の専門家には、安心してなんでも相談を
法律の専門家は、司法書士・弁護士ですが、すべての分野で専門家、というわけにはいかないものです。
登記の専門家、離婚の専門家、などといったように、専門分野が分かれています。そこで、過払い金にお悩みなら、過払い金の専門家を選んで相談しておきましょう。
過払い金の返金に悩んでいるときには、同時に借金に悩んでいる方も多くいます。
過払い金の専門家は、同時に借金の整理にも多くの経験を持っている場合が多数ですので、双方の専門家には過払い金の悩みと共に、借金についても相談することをおすすめします。
借金にも悩んでいる場合は、特に費用が気になることが多いものですが、専門家には費用についても遠慮なく相談してみてください。
専門家を選ぶなら?
過払い金の専門家といえるためには、司法書士・弁護士の中でも、過去に多数の過払い金の事例をあつかったことがあり、充分な専門性をもっていることが必要です。
加えて、 体験談・口コミなどから、親切でわかりやすいとの評判のある専門家を選び、納得いくまで話してみましょう。納得できるまで話せた方が、依頼をした後も、結果として効率的・スムーズに進められます。
過払い金の請求で悩まれたときは、専門家の力を借りるのが早期解決の近道です。
中央事務所では、過払い金の知識と実績が豊富な専門家が、あなたのお悩みをしっかりとお聞きします。
ご相談時にお話しをよく伺った上で、あなたの状況にあった解決方法をご提案させていただきます。
WEBから、24時間いつでも受付していますので、お困りの際はぜひお問い合わせください。
本記事の監修/司法書士法人 中央事務所 司法書士 伊藤 竜郎
中央事務所はお客さまのお悩みに寄り添い、常にお客さまの目線に立ってアドバイス、解決するためのお手伝いをさせていただきます。 借金、過払い金請求のことでお悩み、お困りの方、ぜひお気軽に中央事務所にご相談ください。
投稿日: 2024年6月13日
更新日: 2024年10月8日