借金の相談はどこにすればいい?債務整理に強い事務所が詳しく解説

「毎月の借金の返済が苦しい……」

「誰にも言えずに、利息の支払いだけを続けている……」

借金の悩みは非常にデリケートであり、家族や友人にも打ち明けられず、一人で抱え込んでいる方は少なくありません。

そこで本記事では、一人で悩んでいる方へ向けて「借金の相談窓口」や「事前に準備すべきこと」などを詳しくお伝えします。

なお、中央事務所では、借金に関するご相談を無料で受け付けています。以下のリンクからお気軽にご連絡ください。

借金問題を一人で抱えていませんか?

借金の返済が苦しくなると、経済的な問題だけではなく、精神的にも追い詰められていきます。その最大の原因は、誰にも相談できない「孤立」にあります。

「自分のせいだ」という罪悪感や「恥ずかしい」という気持ちが、あなたを一人にさせてしまうケースがとても多いです。

ここでは、多くの方が陥りがちな「問題が悪化するパターン」と「危険なサイン」について具体的に見ていきます。ご自身が該当していないか、確認してみてください。

返済に追われている人の多くが「誰にも相談できない」まま悪化させている

借金の悩みを抱える方の多くが、「自分の管理が悪かったからだ」「家族や友人に知られて、軽蔑されたくない」といった罪悪感や羞恥心から、誰にも相談できずにいます。

その結果、返済日を乗り切るためだけに、別の金融機関から一時的に借り入れをする「自転車操業」に陥ることも少なくありません。これは、問題を先延ばしにしているだけではなく、借金の総額をさらに増やし、事態をより複雑にする危険な行為です。

この状態が続くと、やがて「毎月の返済が利息の支払いだけで消えてしまい、元金がまったく減らない」という状況に陥ります。

そうなると、相談さえすればすぐに解決できたはずの問題が、時間とともに、より解決が難しい深刻な事態へと発展してしまいます。

「まだ大丈夫」が危険なサインになることも

「来月のボーナスでなんとかなる」「もう少し切り詰めれば返済できるはず」

このように「まだ大丈夫」と考えてしまうこと自体が、実は危険なサインであるケースが多いです。

一度でも返済が遅れたり、返済のために貯金を切り崩したりといったことは、あなたの財務状況が限界に近いことを示しています。

そのサインを見逃さず、専門家の助けを求めることが、あなたの生活を守るための最も賢明な判断だといえます。

中央事務所では、借金に関する相談を無料で受け付けておりますので、下記からお気軽にご連絡ください。

借金を相談できる4つの窓口と特徴を比較

いざ相談しようと決めても、「どこへ行けばいいのか」と悩んで、立ち止まってしまいがちです。

借金の相談ができる窓口は、一つではありません。ここでは主な窓口として、以下の4つを紹介します。

1.司法書士
2.公的機関(消費生活センター、法テラスなど)
3.NPO法人・無料窓口
4.金融機関・家族への相談

それぞれ詳しく見ていきましょう。

① 司法書士

司法書士は、債務整理の手続きを法的に代理できる、借金問題を解決するプロフェッショナルです。

あなたの「代理人」として貸金業者と直接交渉したり、裁判所に申し立てを行ったりすることが可能です。

司法書士に相談すれば、あなたの状況に合わせて、「任意整理・個人再生・自己破産」といった最適な解決策を提案し、実行までを一貫してサポートしてくれます。

以上のことから、根本的な問題解決を目指すなら、司法書士などの専門家は最も頼りになる相談先だといえます。

② 公的機関(消費生活センター、法テラスなど)

「消費生活センター」や「日本司法支援センター(法テラス)」といった公的機関でも、借金に関する相談を受け付けています。

国や自治体が運営していることもあって、中立な立場でアドバイスをくれたり、各種についてわかりやすく説明してくれたりするのが特徴です。

また、場合によっては、あなたの状況に応じて専門家の窓口を紹介してもらえることもあります。

ただし、これらの機関はあくまで「案内役」であり、「あなたの代理人として直接交渉や手続きをおこなってくれるわけではない」という点には注意が必要です。

③ NPO法人・無料窓口

「司法書士などの専門家への相談はまだハードルが高い」と感じる方もいるかもしれません。

そうした場合、借金問題に取り組むNPO法人や、民間が運営する無料の相談窓口も選択肢となります。

これらの団体は、公的機関と同様に、あなたの悩みを親身に聞いてくれます。また、「家計の収支を一緒に確認し、無駄な支出を洗い出す手伝いをする」など、生活再建のための具体的なアドバイスを提供してくれます。

ただし、「無料で利用できる」という安心感はある一方、これらの団体は法律の専門家ではないため、あなたの代理人として貸金業者と交渉するといった直接的な法的手続きは行えません。

④ 金融機関・家族への相談

お金を借りている金融機関に直接相談するという方法もありますが、これはあまりおすすめできません。

金融機関に相談すれば返済条件の変更に応じてもらえることもありますが、

最終的には債務者にとって不利な条件となることも多いため、根本的な解決には専門家への相談が望ましいです。

また、家族への相談は精神的な支えにはなるものの、具体的な解決にはつながりにくく、かえって心配をかけたり、人間関係をこじらせてしまったりするリスクもあります。

以上、借金問題の相談先を紹介しました。それぞれの窓口の概要は、下表のとおりです。

債務整理に強い専門家に相談すべき理由とは?

ここまで、さまざまな相談窓口を見てきましたが、公的機関やNPO法人が「助言をしてくれるアドバイザー」だとすれば、司法書士は「あなたの代理人として最前線で戦ってくれるプレイヤー」です。

借金問題を「根本的」に解決するためには、この法的な実行力を持つ専門家への相談が不可欠となります。

ここからは、なぜ専門家への相談が解決への一番の近道なのか、その具体的な理由を詳しくお伝えします。

ほかの窓口にはない、専門家だけが持つ「優位性」とは何なのか、一緒に見ていきましょう。

法的な解決ができるのは、法律の専門家のみ

専門家以外の相談窓口は、あなたの話を聞いたうえで「アドバイス」は可能です。しかし、あなたの「代理人」として、貸金業者に対して法的な交渉をすることはできません。

「貸金業者との交渉・裁判所に提出する複雑な書類の作成・裁判所とのやり取り」といった法的な手続きは、法律によって弁護士と司法書士にしか認められていないことです。

このため、ほかの機関に相談しても、最終的には「専門家へ相談してください」という結論になりがちです。

それであれば、はじめから専門家に相談してしまったほうが、手間は少ないと考えられます。

「返済額の減額」「督促のストップ」など、早期の相談がカギ

専門家に早めに依頼するメリットは、大きく分けて2つあります。それは「精神的な平穏」と「経済的な再生」が達成されることです。

まず、即効性のあるメリットが「督促のストップ」です。

専門家があなたの代理人になったことを貸金業者に通知した時点で、あなたへの直接の電話や手紙による督促は止まります。これだけで、心の負担は劇的に軽くなります。

そして、根本的な解決につながるのが、「返済額が少なくなる」ことです。

専門家が交渉することで、将来の利息をカットし、月々の返済額を無理のない範囲まで減らすことを目指します。返済のゴールが見えることで、経済的な再生への道筋がはっきりと描けるようになります。

以上の2つのメリットを受けるため、なるべく早めに専門家に相談しましょう。

相談料無料・オンライン相談可の事務所も多数

「専門家への相談は費用が高い」というのは、過去のイメージになりつつあります。

現在、多くの事務所では、借金問題に関する初回の相談を無料としています。これは、「正式に依頼するかどうかを、費用を気にせずじっくりと判断してほしい」という考えがあるからです。

また、最近では電話やビデオ通話でのオンライン相談に対応している事務所も増えており、自宅にいながら専門家のアドバイスを受けられます。

もちろん、専門家には法律で「守秘義務」が課せられており、相談内容が家族や職場に漏れることは決してありません。安心して、第一歩を踏み出してください。

債務整理の種類と、自分に合った方法の見つけ方

専門家に相談すると、あなたの借金の総額や収入、財産の状況などを総合的に判断し、最適な解決策を提案してくれます。

そこで提案されるのは、主に「債務整理」と呼ばれる、下記のような手続きです。

1.任意整理
2.個人再生
3.自己破産

以下では、代表的な3つの債務整理の概要と、どのような借金が対象になるのかを紹介します。

ここをお読みいただくことで、専門家に依頼した後、どのような手続きに入っていくのかイメージしやすくなるはずです。

任意整理/個人再生/自己破産の概要

専門家は、あなたの状況に合わせて、最適な借金の解決策を提案します。具体的には、主に次の3つの手続きがあります。

それぞれの手続きについては、下記の記事で詳しくお伝えしていますので、併せてご覧ください。

ACマスターカードや消費者金融からの借金でも対応可能

アコムやプロミスといった消費者金融からの借金の場合でも、相談をためらう必要はまったくありません。

債務整理は、「消費者金融・クレジットカードのリボ払い・銀行のカードローン」など、ほとんどすべての借金が対象となります。

弁護士や司法書士は、そうした金融機関との交渉に数多く対応しており、各社の傾向や特徴を熟知しています。どのような借入先でも、まずは正直に相談してみましょう。

なお、ACマスターカードの債務整理については、下記の記事で詳しくお伝えしています。

過払い金がある場合の返還請求も視野に入れる

もしあなたが、長年にわたってキャッシングの利用と返済を繰り返している場合、払い過ぎた利息である「過払い金」が発生しているかもしれません。

具体的には、2010年(平成22年)6月以前から消費者金融とキャッシングの取引がある方は、このグレーゾーン金利で支払っていた可能性が高いです。

調査の結果、過払い金が見つかれば、まず現在の借金の返済に充てることができます。

もし借金を完済してさらに過払い金が残る場合は、その分があなたの手元に現金として戻ってくるケースもあります。

相談前に準備しておくと良い情報とは?

専門家へ相談に行くと決めたら、少しだけ事前に準備をしておくと話がスムーズに進みます。

とはいえ、完璧に揃える必要はありません。「わかる範囲で大丈夫」という軽い気持ちで臨むことが大切です。

それでは、相談がより有意義になるための準備について見ていきましょう。

借金の総額、貸主の名前、返済状況など

もし可能であれば、以下の情報をメモなどにまとめておくと、専門家があなたの状況を正確に把握しやすくなります。

・借入先の会社名:××株式会社、〇〇カード、△△銀行など
・借入先ごとの借入額:正確な金額がわからなくても、おおよそで問題ない
・毎月の返済額:今、どれくらいの負担があるのかを把握する
・借金を始めた時期:過払い金が発生している可能性を探るためのヒントになる
・現在の収入:無理のない返済計画を立てるための基準となる

これらの情報がすべて揃わなくても、カードや利用明細書などの関連書類が一つでもあれば、そのままお持ちいただくだけでも、専門家は解決の糸口を見つけ出してくれます。

相談当日の流れと所要時間の目安

無料相談の当日は、一般的には以下のような流れで進みます。

1.ヒアリング
2.解決策の提案
3.費用の説明
4.質疑応答

当日は、まず専門家があなたの借金の状況や、現在の生活について丁寧に伺います。

そのうえで、あなたの状況に合った債務整理の方法や、メリット・デメリットについて説明があります。

その場で契約を迫られることはありませんので、一度持ち帰って、費用の見積もりを見ながらじっくり検討しましょう。

なお、当日の所要時間としては「30分~1時間程度」が目安です。

借金問題は早めの相談が解決のカギ

借金の悩みは、一人で抱えれば抱えるほど、心の負担も利息の負担も、雪だるま式に大きくなっていきます。

しかし、勇気を出して専門家に相談するという、たった一つの行動が、その流れを断ち切り、問題の解決へとつながります。

専門家への相談は、穏やかな日常を取り戻すための、最も確実な第一歩です。借金について悩んでいる方は、少しでも早く専門家を訪ねましょう。

中央事務所では、借金の相談を無料で受け付けています。下記からお気軽にご連絡ください。

本記事の監修/司法書士法人 中央事務所 司法書士 伊藤 竜郎

中央事務所はお客さまのお悩みに寄り添い、常にお客さまの目線に立ってアドバイス、解決するためのお手伝いをさせていただきます。 借金、過払い金請求のことでお悩み、お困りの方、ぜひお気軽に中央事務所にご相談ください。

伊藤 竜郎
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