オリコへの過払い金請求で
いくら戻る？いつ戻る？
請求の注意点とコツを解説

このカードでキャッシングのご利用経験がある方には、過払い金が発生している可能性があります。間違っていても構いません。返金期限を迎える前に、“過払い金の無料診断”で今すぐご確認を！

オートローン大手のオリコでお金を借りたり、オリコのキャッシングを利用したことのある方は、オリコに利息を払い過ぎているかもしれません。払い過ぎた利息は過払い金ともいいますが、条件さえ満たせば取り戻せる可能性があります。

そこで、この記事では、オリコに過払い金を請求するときの必須のポイントを解説します。

• オリコから取り戻せる過払い金の金額の目安
• オリコに過払い金を請求するときの注意点
• オリコに過払い金を請求するコツ

また、オリコ以外の貸金業者に過払い金を請求する場合もありますので、

• 過払い金って何？
• 過払い金の計算方法

といった過払い金全般の基礎知識も解説していきます。

オリコから借り入れしていたり、オリコでキャッシングを利用されたことがある方は、払い過ぎた利息を取り戻せる可能性があります。

ご利用金額が大きかった方や、利息だけを払い続けた方など、長い間オリコを利用していた方ほど取り戻せる金額が増える可能性があります。

オリコから過払い金を請求できる可能性があるケース

オリコから過払い金を請求できる方は、以下の条件に該当する方です。

2007年3月31日以前からオリコで借り入れした方

また、以下のカードを使って借り入れされた方も、対象となる可能性があります。

• クレジットカード
• オリコカード
• リボ払い専用のUPty(アプティ)
• 提携カード
• オートウェーブカード
• オートバックスカード
• コジマカード等
• ローン専用カード
• アメニティカード
• クレストカード

借金を完済していても、返済中でも、亡くなってしまったご家族が借りていた場合でも過払い金請求は可能です。

オリコ以外の貸金業者からも、過払い金を取り戻せる可能性がある

過払い金を取り戻せるのはオリコからだけではありません。もしオリコ以外からも過払い金があれば、同時に過払い金を取り戻せる可能性があります。

• 最終取引日から10年以内
• 2010年6月18日より前に借りている場合

上記に当てはまる場合は、過払い金請求の対象となっている可能性があります。

オリコから取り戻せる金額・期間は？

貸金業者から過払い金を取り戻す方法は2つあります。

• 示談交渉
• 裁判（訴訟の提起）

オリコから取り戻せる過払い金の金額・取り戻せるまでの期間は、どちらの方法を選ぶかで違ってきます。

過払い金の全額とその利息の返還を求めるのであればやはり、裁判までいくこととなり、期間の目安は半年ほどになります。

なお、オリコは和解交渉の期間が他社より長めにかかる場合もあります。

戻ってくる金額が大きいのは裁判だが費用もかかる

裁判で過払い金を取り戻す場合、最大で「過払い金＋過払い金に対する利息」を取り戻せます。

一般的に、利息も含めた満額を取り戻すには裁判が必要ですが、裁判の場合、色々な手数料がかかるなど、費用面でも注意が必要です。

示談交渉の方が早く取り戻せるが、返還率も小さくなる傾向に

一般的には示談交渉による和解の方が早く過払い金を取り戻せますが、返還率は小さくなる傾向にあります。

過払い金の金額やご自身の状況を踏まえて、示談交渉による和解で終えるか裁判に進むかを考えることも大事です。

過払い金の請求には注意が必要

過払い金を請求する流れは、このようになります。

• 取引履歴を取り寄せる
• 過払い金の計算をする
• 貸金業者と交渉する

例えば、過払い金の計算を間違えてしまうと、貸金業者との交渉において争点が増えてしまい、交渉が長期化してしまう場合があることに注意が必要です。早期の解決を希望する場合は、不利な条件での和解に合意せざるを得ない場合もあります。

また、複数の貸金業者に対する過払い金の請求を並行して行う場合、貸金業者ごとに手続きや交渉の仕方が違うなど、非常に手間がかかり、とても大変になることが予想されます。

過払い金請求を考えたら、まずは電話で相談を

オリコから過払い金を取り戻すには正しい知識が必要です。正しい知識を身につけるには時間がかかり、間違った知識を身につけてしまうリスクもあります。

気になることがあればまずは専門家の力を借りるのが早期解決の近道です。

中央事務所では、債務整理の知識と実績が豊富な専門家が、借金のお悩みをしっかりとお聞きします。

ご相談時にお話しをよく伺った上で、ご自身の状況にあった解決方法をご提案させていただきます。

WEBから、24時間いつでも受付していますので、お困りの際はぜひお問い合わせください。

オリコからの借金で支払った利息のうち、グレーゾーン金利による利息は返還を求めることができます。

それに加えて、他社で借りてもオリコに借り換えた場合でも、オリコに過払い金を請求できることもあります。

「過払い金」「グレーゾーン金利」とは

お金を貸金業者から借りる場合の金利は、法律によって上限が定められています。かつて、この上限となる金利には2種類あって、利息制限法では最高で20%、改正される前の出資法では29.2%でした。

この20%と29.2%の上限金利の間の金利のことをグレーゾーン金利といい、払い過ぎた利息のことを過払い金といいます。

このグレーゾーン金利で借り入れをして、利息を支払った場合、貸金業者やクレジットカード会社は、利息制限法の上限金利を超えて支払われた利息を、過払い金として返さなくてはならなくなりました。

ただし、最終取引から10年以上経過している場合、請求する権利の時効が完成し、原則として過払い金を請求できなくなってしまいます。

オリコでは、利息制限法を超えた金利で貸し出しが行われていた

利息制限法に定める上限金利は借り入れ金額によって変わってきます。お借り入れ額10万円未満で20%、10万円〜100万円で18%、100万円以上であれば15%です。

オリコの貸し出し金利は、2007年3月31日までは、利息制限法の上限を超えていました。

この期間にオリコからお金を借りていた場合は、過払い金が発生している可能性があります。

オリコに過払い金を請求した際に、過払い金だけでなく、過払い金に対する利息も取り戻せる可能性があります。

また、オリコから複数回の借り入れをしていた場合、個々の取引では時効となるように見えても、取引同士の関係などを調査した結果、過払い金を請求できるケースもあります。

オリコに借金を返済中なら、借金から解放されることも

現在もオリコに返済中であるなら、過払い金と残借金を相殺することで借金を完済できる可能性もあります。その場合、借金の返済を前倒しできて利息の支払いから解放されることで、生活に余裕が持てるようになります。

他社への過払い金請求や、借金の返済も進められる可能性

別の部分でも触れましたが、オリコ以外の貸金業者に対して過払い金が発生していた場合は、オリコへの請求と同時並行で、過払い金の請求を進めることもできます。

過払い金が発生している貸金業者がオリコだけの場合でも、他社から借金をしている場合は、オリコから取り戻した過払い金を使って、残借金を減らしたり完済することも可能です。

完済から10年以上過ぎていても過払い金を請求できる場合がある

過払い金を請求できる権利の時効は、最終取引から10年以内となっています。ただし、10年以上経っていても、同じ貸金業者との間で複数の取引があり、それらの取引が一連の取引としてみなされる場合は、時効が完成せず、過払い金を取り戻せることもあるのです。

一連の取引とみなせるケースかどうかについては、専門的な知識が必要です。代表的な例を下記に挙げました。

• 残高が常に残っている
• 契約番号が変わらない
• 借金の空白期間が短い
• 貸主と借主が接触していた
• 同じ契約内容

など。

判断しづらいケースもあり、司法書士などの専門家に判断してもらう方が望ましいといえます。もし思い当たる点があれば、ご相談されることをおすすめします。

オリコに過払い金を請求すると、悪影響が生じてしまう場合もあります。カード等の利用状況や、借金の返済状況などにより影響が変わってきますので、具体的に見ていきましょう。

過払い金を請求するとオリコが発行しているカードは全て使えなくなる

オリコは複数のカードを発行しています。過払い金に関連したカードだけでなく、オリコが発行した全てのカードが使えなくなる可能性があります。

公共料金の支払いなどで、オリコが発行しているクレジットカードを使用している場合は、カードの切り替えなど、対応が必要になります。

過払い金を請求すると、オリコからは借金ができなくなる可能性が高い

借金を返済中に過払い金を請求すると、数ヶ月から5年間ほどブラックリストに載ってしまう可能性があります。ブラックリストに載っている間は、オリコに限らず、新たな借金が難しくなるので注意が必要です。

ただし、本当にブラックリストに載るかどうかは、借金の返済状況や過払い金の発生状況を詳しく調べなければ分かりません。

もし住宅ローンなどで新たな借り入れをする必要がある場合など、心配であれば、まずは専門家に相談してみましょう。

オリコへの借金を返済中ならブラックリストに載る可能性がある

オリコにとっては、お金を貸した時点の計画通りには返してくれなかった事になり、今後はオリコから借り入れができなくなる可能性が高いです。過払い金の請求後に、改めてオリコからお金を借りる場合には、社内の審査が通りにくくなる可能性があります。

オリコカードが関連するローンはどうなるか

オリコカードが関連するローンはいくつかあります。過払い金の請求が影響するケースもありますのでご注意ください。

オリコのオートローン

オリコのオートローンは、過払い金で残借金がなくならないと、車を手放す必要が出てきますので注意が必要です。

みずほのカードローン、住宅ローン

オリコは、みずほカードローンの保証会社です。保証会社ですので、もし延滞があればオリコが代わりに返済しており、ブラックリストにも載ってしまっています。

すでに組んでいる住宅ローンについては、過払い金請求はあまり関係ありません。

過払い金を請求するための一連の手続きや、司法書士、弁護士などに頼む場合の相場感を解説します。

過払い金を請求する流れ

オリコに過払い金を請求する時は、正しい手続きを踏まないと損をしてしまったり、生活に影響が出る場合があります。下記にポイントとなる点を記しておきますので、おさえておきましょう。

過払い金請求権利の時効や倒産で請求ができなくなるリスク

過払い金を請求できる権利の時効は、最終取引日から10年以内となっています。

急に請求しようと思っても取引履歴の請求や過払い金の計算に思ったより時間がかかり、時効を迎えてしまうこともありえます。

また、オリコが倒産してしまうと、過払い金は取り戻せなくなります。

オリコは一時過払い金請求が集中して債務超過に陥り、過払い金を取り戻せないリスクも高まりました。

現在では業績は回復していてそういった可能性は低いですが、過去には東証一部上場の武富士が経営破綻したこともあり、今後も注意が必要です。

取引履歴の請求で失敗するリスク

取引履歴の請求のやり方を間違うことによって、過払い金の請求権を失ったり、借り入れしていた時期によっては取引履歴自体が手に入らない可能性があります。

取引履歴の請求で、過払い金の請求権が危うくなるリスク

民法705条では、

「返す必要がないのを知っていてお金を返すと、そのお金は取り戻せない」と定められています。

オリコへの借金を返済中だった場合、取引履歴を取り寄せると、オリコは「過払い金があり、借金の返済中の人が取引履歴を請求してきた」と認識できる可能性があります。この場合に、過払い金があることを通知した上で借金を返済させることで、「民法上は過払い金を返還する必要はない」と主張する余地を与えてしまう可能性もあります。

また、オリコから和解を持ちかけられることがあり、断れず和解に合意してしまうと、取り戻せるお金が減ってしまうことがあります。

取引履歴の請求で損をすることがないよう注意したいポイントです。

平成5年以前の取引履歴が廃棄されているリスク

オリコは平成5年（1993年）以前の取引履歴は一部欠けている可能性があります。

オリコとの契約書や通帳の引き落とし履歴、返済の記録をもとに、推定計算をして過払い金の金額を調べる必要があります。

引き直し計算が不正確なせいで交渉が難航するリスク

ご自身で過払い金を請求するには、過払い金の金額も自身で計算した上でオリコに請求する必要がありまます。

もし過払い金の計算（引き直し計算）を1円でも間違えていた場合、交渉の際に細かく金額を指摘され、交渉を引き延ばされることで、不利な条件での和解に持ち込まれてしまう場合があります。

オリコは、過去に経営再建を進めていたこともあり、とりわけ細かくチェックしてくる可能性がありますので注意しましょう。

過払い金を請求するタイミングを間違え、ブラックリストに載ってしまうリスク

貸金業者は、借入の申し込みを効率的に審査するため、信用情報機関に借金の返済状況を記録して、貸金業者の間で共有しています。

残借金がある状態で過払い金の請求をすると「借金整理をした」と登録され、貸金業者からは「計画通りに借金が返済できなかった」と認識されます。これが「ブラックリストに載った」と言われる状態です。

ブラックリストに載ってしまうと、新たな借金や、ご自身名義のクレジットカードの作成が難しくなります。

もし引き直し計算が間違っていて過払い金が想定より少なく、残借金が過払い金より多かった場合は、5年間ほどブラックリストに登録されてしまいます。クレジットカードの作成も難しくなるため、注意が必要です。

なお、過払い金によって残借金が無くなる場合は、数ヶ月たてばブラックリストから外れます。また、完済した状態であれば、ブラックリストに載る可能性は低くなります。

交渉に失敗して不利な条件で和解してしまうリスク

オリコなどの大手は、過払い金の返還交渉の経験が豊富です。交渉を有利に進めるコツも非常に心得ています。

また、オリコは、経営再建はひと段落したものの、過去のスタンスを続けて減額を強くお願いしてくる可能性もあるでしょう。

交渉が順調に進んで有利な条件で和解したつもりでも、実は不利な条件で和解していたという可能性もあるので、和解の条件は注意して見極めるべきでしょう。

裁判に持ち込む場合かなりの手間・時間が必要

裁判では、和解に比べて過払い金の金額が多くなる傾向があります。その一方で、裁判には必要書類を準備したり、仕事を休んで出廷する必要があるなど、多くの手間や時間が負担となる可能性があります。

ご自身で裁判を進めることも可能なのですが、最後まで進められるかどうかは慎重に判断しましょう。

過払い金の払い戻しで、直接ご自身にお金を払ってくるリスク

オリコは、和解や裁判が終わると、直接自宅に郵送物を送付してくる場合があります。

過払い金があったり借金があったことをご家族に隠したい場合は、この時点でバレてしまう可能性がありますので、注意です。

専門家に依頼した場合、指定の連絡先や口座も自宅以外にすることが可能です。

過払い金請求の流れや、注意点を踏まえた上で、オリコに過払い金を請求するおすすめの方法を紹介します。

自己流で進めず、専門家の力を借りましょう

過払い金の請求はご自身でもできますが、かなり手間がかかり、細かい部分でのコツを抑える必要があります。専門家に頼むと心配な点をひとつひとつ丁寧に対応してくれるのでおすすめです。

オリコから過払い金がより早く戻る可能性がある

専門家の方が未経験者に比べて手続きに慣れているため、より短時間で請求・交渉を進めてくれます。その結果、早く過払い金が戻ってくる可能性が高まります。

オリコから取り戻せる金額が大きくなる可能性がある

過払い金の請求では、どこまでの金額なら取り戻せるか／どの金額以上なら無理かを正確に見立てる必要があります。無駄に頑張るのは意味がありませんし、取り戻せるはずの金額を取り戻せないのも大変な無駄です。

過払い金の請求に慣れているプロであれば、過払い金の状況に応じて妥当な水準感を持っています。ご自身の状況に応じて、最大限お金を取り戻せる交渉方針を立ててくれます。

過払い金を楽に取り戻せる

過払い金の請求を専門家に頼めば、ご自身で手を動かす必要がないのでとても楽です。書類の作成や、貸金業者とのやりとりなど、手間のかかる作業をお任せできます。

過払い金請求の能力だけでなく安心できる専門家を選ぶ

専門家に求めるのは過払い金請求の能力だけではありません。安心を感じることができる専門家に依頼しましょう。

ご自身との相性もしっかり確認する

進捗状況を細かく連絡してくれるタイプが良いか、全幅の信頼を置いて最小限の連絡だけで済ませて欲しいかなど、良いと思う交渉の進め方は個人によって違います。

ご自身はどんなタイプの専門家だと進めて行きやすいか、過払い金請求は専門家との協同作業と考えて、ご自身に合った専門家に依頼することが、満足いく結果につながります。

オリコ以外にも過払い金があるなら、並行して返還手続きを進める

オリコに過払い金を請求するときに、他に対象となる貸金業者があるなら、併せて過払い金を請求した方が良いです。

なぜなら古い取引だと、取引履歴が廃棄されていて過払い金の金額を推定して請求する必要があるのですが、並行して請求する方法ならオリコ以外への借金返済の返済情報があれば引き直し計算の参考にもなり、着手金が必要な専門家であれば着手金を安く抑えられる可能性もあります。

過払い金の請求方法によって取り戻せるお金は違う

過払い金の請求方法には、「示談交渉」「裁判（訴訟の提起）」という2つの方法があり、取り戻せる金額、取り戻せるまでの期間が違います。下記にて、それぞれの方法についてみていきましょう。

スピードを優先するなら「示談交渉による和解」

示談交渉による和解は、一般的に、裁判をするよりも、早く過払い金請求を完了させることができます。ただし、示談交渉による和解の場合、過払い金を満額取り戻せるケースは少なく、仮に満額が戻ってきたとしても、過払い金の利息は払われないなど、金額全体でみると裁判よりは返還率が低くなる傾向があります。

オリコの場合、他社より交渉期間が長めで、裁判と同じかそれ以上となる場合もありますが、最近は、裁判よりも短い期間で終了することも増えてきました。

満額返還を希望するなら「裁判」

裁判する場合、過払い金とその利息を取り戻せる可能性があります。ただし、裁判は負ける場合もあるので、過払い金の状況を正しく把握した上で、示談交渉による和解よりも有利かどうかをよく考える必要があります。

オリコの裁判の場合の返還率は最大で100％＋金利、判決までの期間は半年以上が目安となります。

オリコに過払い金を請求できないケースや、過払い金があると思っていても該当しないケースがあります。

個人での和解契約が成立しているケース

過払い金を請求しないという条件で、将来利息のカット、減額に同意していると、過払い金を請求できない可能性も出てきます。一度専門家にご相談されることをおすすめします。

オリコのクレジットカードのショッピング枠のみ使っていたケース

ショッピング枠の利用で発生する手数料は、借入金の利息ではなく立替に伴う手数料となります。よって、利息ではないため過払い金の対象にはなりません。

ここからはオリコという会社について解説させていただきます。

オリコの過払い金返済状況

オリコの投資家向け資料によると、過払い金の返還実績は、2021年3月期第1四半期の過払金返還額は18億円となっており、前年同期と比べて8億円減少しました。

今後の過払い金の支払いに当てている引当金は

2021年3月期第1四半期の利息返還損失引当金につきましては8億円（前年同期差＋0億円）を繰入れており、2021年3月期第1四半期末の利息返還損失引当金残高は127億円（20/3期末差△9億円）となっております。

オリコの沿革

オリコは1954年に協同組合広島クーポンとして設立されました。「クーポン券」という形でのスタートでした。

1961年に広島信用信販会社を設立し、協同組合広島クーポンと業務提携し、融資業務を開始します。

その後信用保証業務、キャッシングサービス業務を開始し、拡大していきます。

1974には、株式会社オリエントファイナンスと合併・商号変更し、さらに1989年に現在のオリエントコーポレーションに商号を変更しました。

オートローンは業界トップであり全国で利用されているオリコのオートローン件数は150万件を超えています。クレジット会員数も1,101万人、カードショッピング取扱高は2兆4,192億円と事業の軸となっています。（2020年3月）

オリコは業界初のサービスを開始することも多く

• 1992年4月　業界初の料金収納保証サービスを開始
• 1998年1月　業界初のネット入会スタート
• 2002年12月　業界初の残価保証型据置オートローンの取り扱い開始

などがございます。

オリコの親会社

2007年3月期に債務超過に陥ったことから、みずほグループにグループ会社化を前提としてみずほグループ・伊藤忠商事等を割当先とする第三者割当増資を実施しました。

2010年にみずほフィナンシャルグループが筆頭株主となり、2015年9月末までに出資比率を約49%にまで引き上げ、カード事業を中心とした決済分野での連携を強化しています。

オリコの子会社

オリコの子会社ですが、パーキング事業を手掛ける株式会社オートリ、不動産賃貸における賃貸保証サービスを提供する株式会社オリコフォレントインシュア、債権回収事業のオリファサービス債権回収株式会社、日本債権回収会社などがございます。

また、株式会社CAL信用保証は主力事業であるオートローンに対しての保証事業を担っています。

また、海外ではタイ、フィリピンでオートローン事業を展開しています。

持分法適用関連会社としては保険代理事業の伊藤忠オリコ保険サービス株式会社、個人・ノンフリート市場向けオートリース事業の株式会社オリコオートリースがございます。

オリコという会社についての解説です。

オリコの基本情報

最後に、オリコの基本情報をまとめます。

オリコ以外にも、過払い金対象のカード会社はたくさんあります。
過払い金が発生している代表的なカード会社とその平均額^※1は以下の通りです。

※1.お客さまのご依頼に基づき、司法書士法人 中央事務所が2018年1月～2018年12月の間に調査した結果、過払い金の発生が判明した案件における、調査により判明したカード別の過払い金平均額(2019年3月2日現在)。

ご利用経験のあるカードで過払い金が発生しているかどうか、無料で診断いたします。